恥ずかしながら、私がおむつ好きだということは、クラス全員にはばれている。しかし、みんなは私よりも大人なのか、誰一人として私をいじめる人はいなかった。

最初、私は呆気に取られていたが、次第に



「一緒におむつ遊びをしない?」



と持ちかけてくる友達もでき、大学生活は順風満帆の状態で進んでいった。

真面目に勉強に励んでいた私は、筆記試験の成績もよかった。私ほど真面目に講義内容を記録していて、先生の話を聞いているクラスメイトがいなかったからだと思われる。

そして、授業中にまとめたノートはクラスメイト全員に見せていた。それで、クラス全員から尊敬される存在になっていったんだと思う。

そんな中、私は他の友達とはちょっと変わった3人の女の子と友達になった。ここからは、そんな3人との関わりを記していこうと思う。



まず1人目は、杉山未紗(すぎやま みさ)ちゃん。

美紗ちゃんは珍しく、とても甘えん坊な性格で、背も低く、私のことを「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。

おむつを着用したり、おもらしをすることにはほとんど抵抗を示さず、むしろ、「赤ちゃんになれそう!」と喜んでいた。

私は体が大きいので、どうしても最小サイズでおねしょ対策用やSBサイズになってしまうのだが、美紗ちゃん自身が雰囲気だけでも赤ちゃん気分を味わえたのなら、それはそれで光栄である。



2人目は、三木あかね(みき あかね)ちゃん。

あかねちゃんは大学生としては非常にまれな、現役のおねしょっ子。背はこの年の女の子にしては中ぐらいだけど、未だに毎晩おねしょをしていて、しかも2回、3回とやってしまうらしい。

たまにおむつを替え忘れて、誰が見てもおねしょを吸収したおむつを着けていると分かってしまうぐらい、お尻がパンパンに膨らんだ格好でやって来て、みんなを笑わせてしまうこともしばしばある。

私がおむつ好きで、かつて同様に毎晩たっぷりおねしょをしていたということを知ると、途端に私に対して親近感を感じたらしく、それ以降は一緒におむつ遊びをしたり、寝たりする仲になっている。



そして3人目は、松尾香菜(まつお かな)ちゃん。

香菜ちゃんはいつもダサいデザインの服を着て来たり、上下のバランスやイメージが不釣り合いな服装をしていることが多い。

だが、彼女は自他ともに認める生粋のおむつ好きで、おむつに関しては私よりも博識。何でも、外国のおむつにも手を付けたことがあるという。

そして、香菜ちゃんの私服のダサさは、おしゃれな服よりもおむつの方にお金をかけているからだと言われている。さすがは筋金入りのおむつ好き。私でも彼女にはかなわない。



そんな3人とは非常に仲が良いのだが、彼女たち以上に大切な親友がいる。上村夏子(うえむら なつこ)ちゃんだ。

彼女も私のクラスの同級生だが、入学して早々、内気な性格を見せ始め、しまいには、

「あたし、どうしたらいいんだろう・・・。みんなのムードについていけなくて、すごく苦しいの・・・」

と、私に悩みを打ち明けてきた。そんな彼女を放っておけなかった私は、彼女に同情して、クラスの中で彼女に発言するチャンスを作ってあげたり、居候を受け入れてあげた。

そうすることで、お互いの仲が順調に良くなり、夏子ちゃんの両親が私と同居することを認めてくれたおかげで、現在はルームシェアという形で、二人で一緒の部屋に住んでいる。

夏子ちゃんは、しばしば私のおむつを見ては楽しそうな笑みを浮かべ、物欲しそうな視線を送ってくる。つまり、彼女もおむつが気になっているのだ。

私は、そんな夏子ちゃんの気持ちを読み、

「奈津子ちゃんも穿いてみる?」

と尋ねるが、年頃の女の子としてはやはり恥ずかしいのか、頬を赤らめて、首を激しく横に振るのだ。