おむつ
女の子
大学生
おもらし
おむつ遊び
おねしょ
その日は二人とも、授業に腰が入らなかった。講師の話を聞いていても、今朝のおねしょのことが気になって仕方が無かった。
この日の私の授業はすべて、学科所属の学生全員が受けなければならない必修科目だったので、美紗ちゃん、あかねちゃん、香菜ちゃんとも逢った。
授業前、私のもとに香菜ちゃんがやって来た。そう言えば、夏子ちゃんと2人暮らしを始めてから、香菜ちゃんたちとおむつ遊びをする機会が無かった。
夏子ちゃんに見られるのが怖かったからだ。香菜ちゃんは、まず私の臭いをくんくんと犬のように嗅ぎ、こう言った。
「早苗ちゃん、なんかおしっこの臭いがするよ」
「えっ!?そう?でも私、おもらしなんてしないし・・・」
「早苗ちゃんは昼間おもらししないでしょ。でも、『夜は』どうだったの?」
「あ・・・」
「あらら、おねしょしちゃったんだ。それで、朝シャワーを浴びずに学校に来た、と」
「うん・・・」
「だったらちゃんとシャワー浴びて来ればよかったのに。授業開始までまだ30分もあるよ?
早苗ちゃんのお家、学校のすぐ近くでしょ?あたしもたまにおねしょしちゃうし、お家も早苗ちゃんより遠いけど、朝ちゃんとシャワー浴びてから来るよ?」
「うん・・・」
香菜ちゃんにちょっと怒られた。確かに、おねしょをしたのにシャワーを浴びないのは、不潔極まりない。
せめてシャワーぐらいは浴びてくるべきだったか。どうせ時間がかかったとしても1人10分程度しかかからないだろうし。
「でもさぁ、あんたがおねしょするって、珍しいよねぇ。何か悩みでもあるの?」
「いや、別に・・・」
「あれれぇ?その顔はいかにも、『悩みあります』って言ってるみたいだよ。あたし怒らないから、素直に言ってみな?」
学校に着いてから、悩みをひた隠しにしていたが、やっぱり勘のいい香菜ちゃんにはすぐに隠し事があると見抜かれてしまった。仕方なく、香菜ちゃんに悩みを打ち明ける。
「あのね、実は私、上村夏子ちゃんって子と二人で住んでるんだけど、最近どうも夏子ちゃんはおむつが気になってるみたいなのよ。
でもね、私が
『穿いてみる?』
って聞いたら、夏子ちゃんが顔を真っ赤にして、『おむつが好きだなんて、頭おかしい!』みたいなこと言っちゃって、それで持ってたおむつ全部リサイクルショップに売っちゃったの」
「あー、こりゃ早苗ちゃんの方が悪いわ。
夏子ちゃんって、あたしたちの同級生だよね?
いい歳した多感な女の子相手に、ちゃんと読み取れてるかどうかも分からないのに、ずけずけと言っちゃったら、誰だってドン引きして恥ずかしく思っちゃうよ。誘うんだったら、もっとさりげなく振舞わなきゃ。
それに、『おむつ好きは頭おかしい』って言われてすぐカッとなっておむつ売っちゃうのも大間違いだよ。
だって、あんたもおむつ好きなんでしょ?本当におむつ好きだったら、他人にどう言われようが自分の勝手じゃん。
その場の思い付きで出た相手の暴言に揺り動かされちゃダメだよ。せっかくおむつ好きがもう一人誕生するかというところで、早苗ちゃんは2つの失敗をしちゃったね。
あたしだったらそんなこと絶対にしないんだけどなぁ」
怒られるだけでなく、さらにイヤミまでも喰らってしまった私。もう、このバカ!
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