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人ごみをかき分け、ケーキ屋に入った。
そして、ちゃんの好きなケーキを買うことにしたんだけど、
いつもなら棚の中においてあるんだけど、今日は無いみたい。

「おじさん、このケーキ売り切れちゃったんですか?」
「ん?…ああ、大丈夫だよ、もうすぐ焼きあがるから。
ところで、君は一人で買い物かい?えらいねぇ」

ケーキ屋のおじさんにほめられちゃった。ちょっと嬉しい。
おじさんは店の奥に入っていったが、しばらくするとコップを持って僕の前に現れた。

「ただ待たせるのも悪いから、これを飲んで待っていなさい」

コップの中身はミルクティーだった。
ほどほどに暖かく、火傷せずに飲める温度で、ちょっと甘めの味だった。

紅茶を飲み終えたころに、おじさんが店の奥から出てきた。

「はい、お待たせ。焼きたてのほやほやだよ」

できたてのケーキを受け取り、お金を払って店を出た。
あとはちゃんの家まで一直線だ。
( 神夢月 / 09/11/07(Sat) 23:22 )
A. 飲んだら出る