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男子 大学生 侵入者 警察
「んで、その人の家に入ったら、ポルノビデオがあったと・・・」



「そういうことだよ。

あいつは外では真面目野郎のふりをしてても、家の中ではエッチな女が大好きな下衆だったのさ!」



「じゃあ、なぜこの家に侵入して送り付けたんだ?」



「この中にいるあたしらの後輩が、こいつのことが好きだって言ってたから・・・」



犯人はあの侵入者から俺を奪い取るためだけに、俺んちに侵入したのか?

たったそれだけのために犯罪を犯したのなら、俺はこんなやつを好きにはなれない。



「ふーん・・・、近所のおじさんと後輩に恨み、か。

でもな、どんなに人のことを恨んだって、いいことは無いぞ。

恨むなら、そんな些細なことで怒りを覚えてしまうお前の気の短さを恨むんだな」



警官はそう言って、3人に一人ずつ手錠をはめていった。手錠をはめられた瞬間、3人は急におとなしくなった。

罪悪感を強く感じさせる力が、手錠には込められているのだろう。

手錠で寄せられた手を見ると、なぜか俺も罪悪感を強く感じる。まるで俺も3人と共に犯罪を犯した共犯者であるかのように・・・。

そしてさっきまでの威勢の良さはどこへやら、真ん中のやつを先頭に、3人は警官に連行されて俺のもとから去っていく。

彼女らの後姿は、まるで母親に叱られて俯く小さな女の子のようだった。
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