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町のにぎやかな所から、ちょっと離れた林に入ってきた。
ちゃんのおうちはこの奥の、「せんげん神社」って所なんだ。 林の中はちょっと暗くて寒いけれど、なんだか空気がきもちいい。 ちゃんにはすぐに会いたいけれど、ここに来るとつい歩く足が遅くなっちゃうんだ。
「あ、くん。おはよー!」 赤いとりいをくぐって神社に入ると、建物の前の石段に座っていたちゃんが僕を見つけたみたい。 「おはよう、ちゃん。遊びに来たよ」 僕の返事を聞いたちゃんはにっこりと笑って、石段から僕の方に飛び降りた。 いつもみたいに黒い髪の毛としっぽが風でゆれて、なんだかとってもきれいにみえるんだ。 僕の髪の毛は金色だから、ちゃんがちょっとうらやましいのかもね。 「ね、くんに見せたいものがあるんだよ。今日は中に入って遊ばない?」 そういってちゃんは神社の建物を指さした。 「見せたいもの?それなあに?」 「中に入ればわかるよ!それとも、ちょっとお外で遊んでからにする?」 うーん、どうしよう?
( シュージ / 07/11/29(Thu) 01:01 )
A. 「見せたいもの」が気になる
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