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僕が彼らの所へたどり着く頃には、女の子もすでに壁の裏へと降りていた。
とにかく、話しかけてみることにする。 「ねえ君たち、何してるの?」
男の子はこう答えた。 「裏山に遊びに行くんだ。お前も来るか?」
裏山かぁ。面白い所なんだろうか? だとしたら行ってみたいな。 「うん、いっしょに行くよ」
「よし、じゃあ頂上目指して行くぞ!」 「おにいちゃん、まって」
男の子が山奥に向かって走り出そうとすると、小さい女の子が兄の服を掴んで止める。
「どうした?」 「あの、お……」
女の子が何か言おうとするが、僕と目が合うと黙ってしまった。
「もしかして、やっちゃったか?」
兄の問いかけに対し、妹はだまってうなずいた。
「よし、待ってろよ」
兄はそういうと、リュックの中から何かを取り出した。
( 神夢月 / 09/11/07(Sat) 14:59 )
A. それは、さっき見たばかりのものだった
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